限界集落トリプル村役場

主に、参考にしてはいけないトリプルバトルの構築を紹介しています

【ポケモンORAS】影踏みオン リリネスクさん戦使用構築:メガチルタリススタン【トリプル】

影踏みオングループリーグ初戦
リリネスクさん戦で使用した構築の解説です。


自身の10パートナーズ
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リリネスクさんの10 パートナーズは以下の通り
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リリネスクさんの10パートナーズは雨トリルに汎用カードを何枚か挿している印象。
他にニョロトノを選んでいる方と比較して、雨パも選択可能というオプションとしての採用が多い中、
リリネスクさんは全体として雨に寄せている印象があります。

また、10匹の中に鋼タイプが1匹もいないことから、おそらく自由枠は基本的にキリキザンクチートのどちらかで、
相手に応じて雨ガルキザンか、雨ポリ2クチートを使い分けることが想定されます。
また、水耐性が極端に薄い相手に対してカメックスを持ってくることで、雨カメラティのような高圧的なパーティとすることも考慮したいです。

もちろん、他のスタン系のカードを持ってきて単純なガルーラスタンとする可能性もなくはないですが、
雨を選ばない場合、全体的にパワー不足に見えるため、
特にガルーラスタンと対峙することを想定した場合、自由枠1体でその点をカバーするのは難しいのではないかと思います。
一応、ガルーラ、モロバレルランドロスファイアローニンフィア、自由枠、とすることで、
ある程度パワーを担保できるので片隅に置いておきます。

上記を考慮すると、やはり雨パーティを持ってくるのが妥当だと思います。
では、先ほど挙げたガルキザンかポリ2クチート、カメラティ、どれを選ぶかを考えます。
相手に雨が見えている場合、対策として天候を書き換える手段を用意することは予想できると思います。
その場合、それを更に書き換える手段として、ニャオニクスラティアスが手動で雨乞いをする、という切り返し手段も用意するかもしれません。

また、こちらにドーブルが見えているため、ダークホール対策としてもニャオニクスの先制神秘の守り、
ラティアスも同様にラム神秘で採用する可能性があります。
併せて、モロバレルのキノコのほうしも対策できるので、これらは採用されるのではないかと考えています。
神秘の守りを能動的に機能させる手段として、ニャオニクスにいばるの採用も考えられます。
特に、ポリ2クチートでは猫騙しやファストガードなどでトリックルームの補佐役も担えます。
更に、これらに加えてファイアローを採用することで、2段構えでダークホールの対策とすることが可能です。

ラティアスの場合は完全に追い風主体となるでしょう。
いずれにせよ、対ガルーラスタン、対ドーブルを考慮した場合、ファイアローに加えて2体のうちいずれかが採用される可能性は高そうです。
ファイアローは雨を採用する際の障害となるモロバレルに対抗する手段となります。

その場合、考えうるパーティは以下の通りです。
ニョロトノキングドラポリゴン2クチート(自由枠)、ニャオニクスファイアロー
ニョロトノキングドラ、ガルーラ、キリキザン(自由枠)、ファイアロー、バレル/ラティ/ニャオニクスあたり
次点として
ニョロトノキングドラカメックス(自由枠)、ラティアスニンフィアファイアロー/ランドロスあたり
④ ガルーラ、モロバレルランドロスファイアローニンフィアギルガルドorヒードラン(自由枠)あたり

ニョロトノキングドラ固定で考えていいのか怪しい感じはありますが、
キングドラはこちらのサザンドラをスカーフだろうと上から叩けるカードなので、
対雨で採用されそうなサザンドラを睨んで採用される可能性は高いと思います。
更にポリ2クチートを同時採用することでガルーラスタンに強くなり、サザンドラに対しても余裕が生まれます。
ということで、リリネスクさんは①のような構築を使用するのではないかと考えました。

対するこちらとしては、基本的に雨クチート相手に強いパーティを考えつつ、
他のパーティが来た場合にもある程度戦えるパーティを用意します。

まず、対雨対クチートを考え、悩みの種モロバレルを採用することにしました。
上記予想パーティで採用されるメガシンカポケモンたちはいずれもスペックを特性に依存したポケモンなので、
仮にクチートでなくても刺さる局面は多いと思います。
一般枠でもニンフィアフェアリースキンをなくしたり、キングドラのすいすいを奪って縛りの逆転に使うなど、
様々な用途が考えられます。
味方に使用することで、相手モロバレルの胞子を防ぐことにも役立ちます。
ドーブルとの相性が悪い点が気になりますが、ニャオニクスがいる時点で基本的にダークホールは打てないつもりで考えた方が良さそうです。

一度、気の迷いでC振りめざ地バレルまで考えましたが、H振りメガクチートが確定3発だったのでやめました。

また、サンダーも非常に刺さっているので採用したいところです。
ちなみに、Cぶっぱメガネ雷でH振りメガクチートや無振りキングドラが確定1発。強い。
ということでサンダーはメガネで採用。
10万1発なら耐えられるだろうという想定で動いてくるニョロトノにも不意をつくことができます。

この2匹で対応が難しいのがモロバレルと、単純に耐久の高いポリゴン2です。
3匹目以降はこれらに強いポケモンを考えます。
また、相手の耐性を見ると飛行とフェアリーが薄めなので、それらも考慮します。

メガシンカとして考えていた候補はヤドラン、ボーマンダチルタリスあたりです。
ヤドランはクチート一点読みするなら非常に面白いと思っていたのですが、
(雨タダ乗りからの瞑想怠けるで詰めていく形を想定していました)
流石にそこまでリスクを背負いきれないと感じて、よりスタンチックに戦えるチルタリスにしました。
ボーマンダは相手の飛行耐性が0なので刺さり自体は良いのですが、氷4倍なのが気になったので見送り。

残りは耐性と、雨でもガルーラスタンでも戦えるメンツという条件から選定。

モロバレル
サンダー
メガチルタリス
ドーブル
ランドロス
ギルガルド

こうなりました。
モロバレルのお先にどうぞ+サンダーのメガネ雷で、トリル下でもクチートを破壊しようという意志を見せます。

f:id:Lieta_chan_913:20210429005815p:plainメガチルタリス f:id:Lieta_chan_913:20210429005836p:plainチルタリスナイト 自由枠
AC振り ドラゴン フェアリー
れいせい おんがえし ハイパーボイス
フェアリースキン まもる おいかぜ
f:id:Lieta_chan_913:20210429010925p:plainサンダー f:id:Lieta_chan_913:20210318123100p:plainこだわりメガネ 対雨クチート
HCS でんき ひこう
ひかえめ 10まんボルト かみなり
プレッシャー ボルトチェンジ ねっぷう
f:id:Lieta_chan_913:20210429014043p:plainモロバレル f:id:Lieta_chan_913:20210429014229p:plainバコウのみ 対雨
HBD くさ どく
のんき ギガドレイン おさきにどうぞ
さいせいりょく いかりのこな なやみのタネ
f:id:Lieta_chan_913:20210429012009p:plainドーブル f:id:Lieta_chan_913:20210429012203p:plainこだわりスカーフ ksポケ
BS ノーマル -
ようき ダークホール ねこだまし
ムラっけ へんしん トリックガード
f:id:Lieta_chan_913:20210429014055p:plainランドロス f:id:Lieta_chan_913:20210318122317p:plainこだわりハチマキ 爆弾
AS じめん ひこう
いじっぱり じしん だいばくはつ
いかく ばかぢから とんぼがえり
f:id:Lieta_chan_913:20210429012852p:plainギルガルド f:id:Lieta_chan_913:20210429012910p:plainたべのこし 対ポリ2クチート
HC はがね ゴースト
ひかえめ シャドーボール どくどく
バトルスイッチ みがわり キングシールド


特記事項として

・キノコのほうし切りモロバレル
 これは明らかに催眠対策されるというメタ読みの結果なので、
 普通の構築では当然、胞子はモロバレル最強の技です。
ドーブルのへんしん
 賑やかし枠
 キングドラに変身したのですが、直後に雨が止みました(ターンが数えられないガバ)
ギルガルドのどくどく
 ポリゴン2を倒したいのと、不意打ちしかガルドに打点のないガルーラも完封できる


実際にリリネスクさんが使用したパーティは
ニョロトノキングドラクチート、ポリゴン2、ニャオニクスランドロス
でした。
ファイアローランドロスでしたが、①のパターンに該当するといえるので、予想は概ね当たりましたね。

簡単な試合の振り返り
・爆発するところはいい感じ
・グドラの攻撃が外れたせいで、珠ダメで落ちない(技を外すことが逆に運がいいという稀有な例)
・猫をポリ2に打つかグドラに打つか迷って結局グドラを選択(ここがミスだったかもしれません)
・トリル下メガクチートはお先バレル+メガネ雷サンダーで倒す算段でしたが、その盤面がうまく作れないよわよわプレイヤーの私
・ポリ2のダウンロードを失念していて、シャドボ1発なら耐えるやろと思って動かしたら倒された(ガバ)
・雷の30%をチキって熱風にしたら結局外す始末

負け

相手の構築を当てながら試合は結局負けたので、畳の上の水練で金メダルを取った人になりました。
こういう盤面を作れば勝てるという算段はあったのですが、その盤面を作れなかったので、あまりにもプレイヤーが弱かったです。
1つ1つの考慮不足によりリスクケアができていなかったのは反省したいところです。
技構成の反省点としては、チルタリスには滅びの歌を入れるべきだったと感じています。
結果論かもしれませんが、メタに寄せる時点で汎用性を求めて恩返しとハイパーボイスを両採用する必然性はなかったと思います。

最終盤面でサンダーの熱風が外れた場面についても、熱風だとメガクチートが超低乱数なので、
同じ外れるにしても70%にかけて雷を打つべきでした。
雷なら確定だと考察段階できちんと計算していたのに...

初戦で変な負け方をして反省するというパターンがここ最近お決まりになっている気がします。
とりあえず、切り替えて次に行きましょう(この記事を書いているのは2戦目終了時点なので切り替えも何も、という感じですが)