影踏みオングループリーグ3戦目
Wittigさん戦で使用した構築の解説です。
自身の10パートナーズ
Wittigさんの10 パートナーズは以下の通り
Wittigさんのパーティはガルーラスタンの汎用カードに加え、
ニョロトノ、バンギラス、テラキオンといった、そちらをメインにパーティを組まれると厄介なポケモンを何匹か挿している印象です。
これらのポケモンが相手の構築を歪ませる見せポケとしての役割がメインなのか、
あるいはグループリーグのメンツを見てこの人相手には連れて行こうという算段があるのか、気になるところです。
判断材料としては、自分の10パートナーズはよしといさんと似ているので、2戦とも似たような構築で挑むのではないかということ。
その辺りも踏まえてパーティを予測、またこちらのパーティを決めていきたいところです。
強いていえば、よりトリパに寄せた選択肢を私が持っているので、そこをどの程度重く見るかで変わってきそうです。
相手の10匹を見て気になるのはファイアロー、ギルガルドのいずれも選択されていないこと。
この2匹がいないということはフェアリーの通りが良さげで、
また、ヒードランにワンパンされない草タイプも採用する価値がありそうです。メガフシギバナはいい感じです。
また、地味に鋼の通りもかなりいいですね。
ニョロトノとヒードランの同時選出はそこまで多くないと思うので、そうなると鋼耐性は自由枠を除くと1しかありません。
他には水耐性も少なめで、うち一体は雨にタダ乗りすることも狙えるので水タイプも強そう。
格闘の通りもそこそこ。
どちらかといえば、やや汎用性(サイクル性能)を落とす代わりに、相手の構築を弱体化させることを狙った10パートナーズといえそうです。
フェアリーについてはニンフィア、鋼はガルドドランで十分として、水、格闘打点をどう確保するか。
強い水・格闘...ニョロボンケルディオは使えないので他を考えた方が良さそうですね。
ニョロボンは高火力の格闘技を覚えてくれれば雨のタダ乗りと併せて考察しがいがあったのに...
メガカメックスは実質一致格闘打点を持つので候補に挙げられそうです。
格闘だけをまず考えた場合、普通に考えたらガルーラでいいのですが、ここでも逆張りをしていきたいと思います。
サンクコストを切り捨てられないタイプ。
そのやり方で既に連敗しているんですけどね。
さて、メガシンカの候補に挙がったカメックスとフシギバナですが、今回はフシギバナにしました。
カメックスはサマヨールが見えている時点である程度警戒されそう、という点で、メタの外にあるであろうフシギバナの方が良いと判断したためです。
フシギバナがネックとなるのは、クレセリアに仕事をされてしまうという点で、エスパー技に対する引き先は用意したいところです。
そのために用意したのがサザンドラとギルガルドです。
この2匹の相性の良さは言わずもがな。
サザンドラに関しては、いくら炎技を苦としないメガフシギバナでも、ヒードランの処理自体は難しいので、ヒードランにも対抗できるポケモンという点で採用価値があります。
残りはフェアリーも刺さっているのでニンフィア、威嚇枠のランドロス、猫枠のドーブルで決定。
水、格闘に関しては必須というわけでもないので結果的に見送り。
後半が雑すぎますが、この辺りのポケモンを入れるだけでどんなパーティもまともに戦えるようになります。
ドーブル
サザンドラ
ランドロス
ニンフィア
ギルガルド
メガフシギバナ
メガフシギバナ | フシギバナイト | 自由枠 |
---|---|---|
HBD | くさ | どく |
おだやか | ギガドレイン | ヘドロばくだん |
あついしぼう | まもる | じならし |
サザンドラ | ラムのみ | 対ドランなど |
HCS | あく | ドラゴン |
ひかえめ | あくのはどう | だいちのちから |
ふゆう | おいかぜ | ちょうはつ |
ドーブル | きあいのタスキ | ksポケ |
BS | ノーマル | - |
ようき | ダークホール | ねこだまし |
ムラっけ | へんしん | トリックガード |
ランドロス | こだわりハチマキ | 爆弾 |
HAS | じめん | ひこう |
いじっぱり | じしん | だいばくはつ |
いかく | ばかぢから | とんぼがえり |
ギルガルド | じゃくてんほけん | 対ガルーラ |
HC | はがね | ゴースト |
ひかえめ | シャドーボール | ラスターカノン |
バトルスイッチ | ワイドガード | キングシールド |
ニンフィア | せいれいプレート | 汎用アタッカー |
HCS | フェアリー | - |
ひかえめ | ハイパーボイス | ムーンフォース |
フェアリースキン | まもる | めいそう |
特筆事項
・だいぶ時間が経過してから書いているので、当時と技構成などが異なる可能性があります
・メガバナのじならし
A下降補正無振りでもヒードランの身代わりを壊せる程度の火力はあります
ついでにガルドの保険を発動させたい(アローラダブルのじならしマンダ+保険グロスをイメージ)
Wittigさんが使用したパーティは
ガルーラ、ドーブル、ライコウ、ニンフィア、ヒードラン、ランドロス
でした。
自由枠はライコウでした。
S操作要員のいない珍しい並びとなっています(ドーブルの技を全て見たわけではないので、何か仕込まれていた可能性は0ではないです)。
ライコウの壁やバークアウトなどのデバフによって縛り関係を逆転させるタイプの構築のようです。
ちなみに、後から聞いた話では、ライコウには吠えるが仕込まれていて、かなりカメドーサマヨを意識していたようです。
フシギバナにしてよかったみたいです(結局負けたのですが)。
こちら視点では、火力の高いガルーラを倒せればフシギバナで詰ませるルートが見えそうなので、それを意識したいですね。
簡単な試合の振り返り
・努力値振りミスっててドーブルと同速のランドロス(しかも負ける)
・キングシールドを押し忘れて、味方のランドロスにワンパンされるギルガルド(押したら押したで寝かされていたのですが、拘ったランドロスの引き先があるという点が詰めの立ち回りとして重要)
・そのせいで引き先がなくなって、危うくフシギバナも倒しかけるランドロス
・倒されはしなかったものの、体力が削れすぎて想定した役割を果たせなくなるフシギバナ
またガバを重ねて負け。
他の方の戦績上、ここと最終戦で2連勝していれば、実はグループリーグ突破の可能性があったのですが、
自分でそれを手放してしまいました。
パーティ選択においては、かなりクリティカルな自由枠を選べたと思うので、余計に悔やまれるプレイングをしてしまいました。
他には、雑に使い慣れたポケモンを取り巻きに選びましたが、ここはもう少し考察の余地があったかもしれません。
WittigさんのパーティはS操作なしという、通常では扱いが難しいパーティを選択されていましたが、
これはカメドーサマヨのようなトリパに対するメタから構築を考えた結果、S操作が外れたということだと思われるので、
私も既存の枠組みに捉われず、柔軟に取り巻きを考える必要があったかもしれません。
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